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2023.11.07【衆院選へ、動く①】新潟5区 新たな区割りで現職同士が火花散らす【新潟】

【衆院選へ、動く①】新潟5区 新たな区割りで現職同士が火花散らす【新潟】
新たな区割りでも火花散らす現職
次の衆議院選挙で、県内の小選挙区は新しい区割りになります。新たな地盤を獲得しようと立候補予定者は奔走しています。
新しい新潟5区は上越市や糸魚川市など旧新潟6区に、旧5区の魚沼市や南魚沼市、湯沢町が加わります。前回選挙でも議席を争った与野党の現職同士が早くも火花を散らしています。

■立憲民主党 梅谷守衆院議員
「梅谷守と申します。今度、選挙区が変わってこの南魚も大事な地元になったものですからしっかり、とことん頑張りますのでよろしくお願いいたします」

立憲民主党の現職、梅谷守衆議院議員。10月初め、新たに選挙区に加わった南魚沼市で、あいさつ回りをしました。

■立憲民主党 梅谷守衆院議員
「まだまだ新しい選挙区に降り立たせていただいたばかりですので、正直言ってまだ分からないこともたくさんあるんです。地域を知るために自分でしっかり足を動かしていこうというのが大きな目標。」

2年前の衆院選、小選挙区で初めて勝利。わずか130票差という激戦を制しました。
地元に密着した活動が勝因と分析し、新しい区割りでも、その姿勢は変わりません。

■立憲民主党 梅谷守衆院議員
「地域に密着して、どっぷり浸かるような取り組み、活動をさせていただいています。その中で出てくる政策なりイメージを選挙の公約に検討していきたい」


■自民党 高鳥修一衆院議員
「どうもおめでとうございます。よろしくお願いいたします。ご盛会おめでとうございます」

自民党の現職・高鳥修一衆議院議員。さん。こちらも新たな地盤、南魚沼市で祭りに参加していました。

■自民党 高鳥修一衆院議員
「多い週は1週間に5日、6日来てますんで有権者とそれなりに接点はできていますよ。」

前回の選挙では、梅谷氏に小選挙区で敗れ、比例で復活当選しました。敗因の分析は。

■自民党 高鳥修一衆院議員
「相手の方の事をとやかく言う必要もないんですが、確か7年浪人をされてずっと個別で地域を歩いてらっしゃったということで、一方で私は次々と政府あるいは党の役職を頂いて、地元の要望、陳情を実現するために中央で汗をかいていた。やはり、顔を見て拍手をした方に票が流れるということがあると思います。」

この日は、会場の全ての席を回り、顔を売り込みました。

■有権者
「大変、親しみやすくて良いと思います」
「まあいい人そうで」
「親近感があっていいと思いますね」

その一方で…

■自民党 高鳥修一衆院議員と有権者
「高鳥です。よろしくお願いいたします」
「すいません。よく分からないです」

■自民党 高鳥修一衆院議員
「衆議院はお陰様で5回当選させていただきましたけども新しい選挙区では全く新人ですのでとにかく一から頑張ると。魚沼エリアは何よりも自民党の支援があつい所だと感じています。自民党の支部の皆さん非常に熱意を持って応援をして下さっているので、それは本当にありがたいことだと思います。」

魚沼地域はかつて、田中角栄元総理の地盤でした。高鳥さんの陣営幹部は、歴史的に自民党の支持が強いと自信をのぞかせます。
こうしたに考えに、梅谷さんは…。

■自民党 高鳥修一衆院議員
「率直に言って先入観を持たないように。田中角栄先生は大好きだし、憧れてるし、すごい方だなと。実際、きめ細かく地域に入り込ませていただくと決して自民党が強いということはないことは、たくさんあることを自分の身で感じていますのでこの間の活動を通じて」

梅谷氏は南魚沼市で開いた国政報告会。

■有権者
「先生は、巷でよく騒いでいる…統一教会これは関係ございませんか?」
■立憲民主党 梅谷守衆院議員
「全く関係ないです。恐ろしいくらい関係してません」

■有権者
「米農家の戸別所得補償、やっぱりあーゆーのが必要なんだよね。今年のような不作の時は」
■立憲民主党 梅谷守衆院議員
「その実現も政策に入れています。ただこれがもう感情論になっています私から見て。今の政権にとって個別所得補償だけは認めさせまい、こんな感じですよ。だから政権交代しなきゃいけないと思ってます。」
■有権者
「俺はあの人好きになったな。人間が正直だしはっきりしているのが良い」
「期待感は今のところはありますけど、ただ立憲民主党でしょ。もうちょっとなんでまとまらないかね」

期待の一方で、政策の実現力など立憲民主党に対する不安の声もあがりました。

■立憲民主党 梅谷守衆院議員
「政策、また陳情やご要望に対する向き合い方、解決の仕方については、 これから一つ一つ丁寧にやっていく必要があるし立場がどうであろうと実現に向けてとことん頑張っていくことを自分で決めてますので」


高鳥氏はこの夏、水不足に苦しんだ農家から被害を聞いた高鳥さん。政権与党としての実行力をアピールしました。

■自民党 高鳥修一衆院議員
「農水副大臣もやらせていただいたんで農水省も人脈があるので、使える補助制度を探して極力応援をしたいと思います。新潟県は農業が中心です。将来に希望を持って農業を続けていただけるように全力で応援していきたいと思っています。」

与野党の現職同士がしのぎを削る新潟5区。
有権者から、より多くの支持を得るのはどちらでしょうか。
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