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2023.11.15【衆院選へ、動く④】新潟3区 変わる選挙区・立候補予定者それぞれの強み【新潟】

【衆院選へ、動く④】新潟3区 変わる選挙区・立候補予定者それぞれの強み【新潟】
新潟3区に出馬予定の3人
新しい区割りで実施される次の衆議院選挙。新潟3区は新たに、新潟市秋葉区と北区の一部が加わりました。3人が立候補を表明し構図に変化が生まれる中、それぞれが強みを活かして支持拡大に奔走しています。

直近4回の選挙で、自民党の斎藤洋明さんが2勝、立憲民主党の黒岩宇洋さんが2勝と、激戦を繰り広げてきた新潟3区。そこに、日本維新の会から吉村祐一郎さんが名乗りを上げ、3人が火花を散らしています。

自民党の現職・斎藤洋明さん。
この日は聖籠町の老朽化した農業用水路の視察に、岩村良一県議とともに訪れました。

■自民党 斎藤洋明衆院議員
「その生産基盤を整備していくっていうのは、町や県や国の力を使わないとできないことなので、農家からは、もう頑張ってくれと。現職は1人しかいない訳ですから、もう自分が頑張るしかないという責任感を持ってやりたいと思います」

視察の後には、農家40人との意見交換会。猛暑の影響や、農地整備について約2時間、話し合いました。話題に上がったのは「戸別所得補償制度」。農産物の価格が生産コストを下回った際に、国が、その差額を交付する、かつての農業政策です。

■農家
「民主党の戸別所得補償っていうのがあった訳ですけども、あれはあれでいい政策だと思うんですよ」
■自民党 斎藤洋明衆院議員
「野党がやったからとか、自民党の政策だからっていうこと以前に、ちょっと必ずしも効果的じゃない可能性があると。例えば機械の補助とかですね、そういうのは、割り戻ししにくい。1俵あたりいくらの収入ですねって言われにくいから、そういう政策の方がいいんじゃないかとか」

前回の選挙では、黒岩さんに1万3000票差をつけて勝利した斎藤さん。次期総選挙では3人の戦いとなります。

■自民党 斎藤洋明衆院議員
「私の発信が活発じゃなければ、同じ保守系なら維新でもいいんじゃないかと思われてしまえば、それはやっぱり票をよりたくさん取られてしまうっていうことだと思いますので、とにかく私自身が、しっかり活動するという以外の対策はないと思ってます」

立憲民主党の前職・黒岩宇洋さん。
党の重鎮・野田佳彦元総理が応援に駆け付け、阿賀野市のサントピアワールドで「黒岩まつり」と題した集会を開催しました。

■立憲民主党 黒岩宇洋前衆院議員
「前回1万3000票離されたこの票差を、皆様の力で埋めて、国会に送ってほしいんですよ。自民党になんか負けないぞ。相手候補にも負けないぞ。」
■立憲民主党 野田佳彦元総理
「阪神タイガースが、18年ぶりに『アレ』しました。来たる総選挙において、新潟3区において、黒岩さんに『アレ』してほしい」

去年に比べ、150人ほど多い400人が集まりました。野田元総理との2連ポスターのかたわら、2人並んで支援者と交流しました。

■立憲民主党 黒岩宇洋前衆院議員
「私自身、素浪人の身ですから、今この3区の街に出て、一軒一軒訪ねてお願いしたりポスターも貼ったり、汗水たらすしかないと思ってます」

ポスターには、最後の決戦と銘打った黒岩さん。政治生命をかけて臨む覚悟です。

■立憲民主党 野田佳彦元総理
「潜在能力は間違いなくあるんで。相手よりも間違いなく、私は政治家としての器は大きいと思っているんで、正当な評価をいただければ勝てると思います」
■立憲民主党 黒岩宇洋前衆院議員
「これでね、負けるようだったら、最後になると。ただ、勝ち抜いてね、最後にならないんだという、これが最後の決戦の意味なんで」

日本維新の会の新人・吉村祐一郎さん。
この日は、新潟市北区の葛塚市であいさつ回りをしました。

■日本維新会 吉村祐一郎さん
「相手候補のポスターはいっぱいですね、もう。同じ数貼れって。じゃないと顔が知られないぞって、党の方からも言われますけど、あの数許可もらうの、何年かかるんだろうって正直思いますよ」

9月下旬に立候補を表明した吉村さんは、東京都出身。
2016年から新潟市内で飲食店を経営しています。4月に行われた新潟市議選に日本維新の会の公認で出馬しましたが、落選しています。

■日本維新会 吉村祐一郎さん
「民間の感覚を持ってですね、庶民感覚で、そして市民の目線でですね、もうちょっと市政だったりとか県政、国政が行われればいいという思いを強く思っておりました」

まだ、ポスターやビラは製作中。準備に追われながらも、顔の見える活動をしたいと話します。

■日本維新会 吉村祐一郎さん
「もう4月の選挙以来の付き合い。それまで市場って来たことがない。実は存在も、やっぱり県外人なんで、存在も知らなかった。選挙で来てから、それから大変お世話になって」
■市場の人
「おなじみです」

吉村さんはSNSなども駆使し、自身が課題に挙げる知名度不足の克服を目指します。

■日本維新会 吉村祐一郎さん
「今までの2人で、3区のエリアが良くなったのかなっていうところを、皆さんに判断して頂く良い材料なのかなと思うんですね」

三つ巴の戦いを制するのは…。
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