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2023.11.07【衆院選へ、動く②】新潟1区 現職・元職・新人 4氏出馬へ 政府の政策どう見る?【新潟】

【衆院選へ、動く②】新潟1区 現職・元職・新人 4氏出馬へ 政府の政策どう見る?【新潟】
新潟1区 出馬見込みの顔ぶれ
次の衆議院選挙に向けてうごめく各選挙区。
新潟1区は、新潟市内の区割りが変わるとともに、旧2区の佐渡市が新たに編入され、新潟市東区・中央区・江南区・佐渡市で構成されます。立候補を表明している与野党の現職・元職・新人の4人の活動と訴える政策を取材しました。


10月13日、立憲民主党の西村智奈美衆院議員は、新潟市東区で「子育て」がテーマの有権者との座談会に参加しました。

■立憲民主党 西村智奈美衆院議員
「女性の方が選択を迫られる場面が多くないですか」

参加者の女性たちと、教員の待遇改善や学校給食の無償化などについて意見を交わしました。

■立憲民主党 西村智奈美衆院議員
「子育て中のお母さんたちから生の声を聞かせていただいて大変勉強になりました。こうじゃないかと思っていたことがダイレクトに言葉としてうかがうとやっぱりそうだったんだと思うことが多く、今後の活動に生かしていけると思う」

一方、足元では物価高騰という問題が起きています。例えば、ガソリン価格。
政府は、石油元売り会社への補助金で価格を抑えていますが、西村氏は、ガソリン税を部分的に免除する政策を訴えています。

■立憲民主党 西村智奈美衆院議員
「例えばトリガー条項を解除するだけで1リットルあたり25円ガソリンの価格が下がることがはっきりしているので、せめてそれぐらいは今やるべきではないか」

与党内の「減税は、衆議院解散の大義になる」との声に疑問を呈します。

■立憲民主党 西村智奈美衆院議員
「一つ一つの政策について信を問えば毎年解散しなければいけない。減税も中身によるが反対する政治家はいるのか。とってつけたような大義だと思っている」

自民党の塚田一郎衆院議員は、10月14日、新潟市東区の公園で開かれたイベントを訪れました。

■自民党 塚田一郎衆院議員
「映画「トップガン」のトム・クルーズならぬ一郎クルーズで頑張ります」

去年10月からの1年間、衆議院の財務金融委員長をつとめ、防衛費増額を裏付ける財源確保法の成立に関わりました。

■自民党 塚田一郎衆院議員
「まさに今日本を取り巻く安全保障環境は大変厳しい状況の中でしっかりと国を守る防衛力をつけることは必要」

政府の経済対策についての考えは。

■自民党 塚田一郎衆院議員
「電気代・ガス代を含む日々の暮らしに必要なものについてはしっかりと政策で打ち出すことが大事。賃金が上がる経済構造に早くしなければいけない/所得アップにつながる政策を打ち出したい」

地元での取り組みについては、JR新潟駅前の再開発などに加えて、注力する政策があります。

■自民党 塚田一郎衆院議員
「佐渡金山を新潟初の世界遺産に登録できるように全力で取り組みたい。この1年間は佐渡金山の世界遺産登録を重点的に取り組みたい」

衆院選に向けて、現職としての実績を訴えようとしています。

■自民党 塚田一郎衆院議員
「今与えられた課題で一つ一つ成果を出すことを現職として評価をいただくことが次の選挙に向けてのスタート地点になる」

10月10日、日本維新の会の石崎徹元衆議院議員は、新潟市江南区でポスターを貼るための看板を設置しました。

■日本維新の会 石崎徹元衆院議員
「偶然晴れたからよかったですね。地道です。浪人中なので一人でやります」

自民党の現職時代に、北朝鮮の拉致問題で知り合った支援者が協力しました。

■日本維新の会 石崎徹元衆院議員
「現職の時はスタッフとか秘書にお願いしていたことも自分でやってみて苦労をわかるということも私の人間修行として必要ではないかと思って頑張っている」

政府の経済対策について、所得税減税には批判的です。

■日本維新の会 石崎徹元衆院議員
「私は高所得者の最高税率はもっと上げるべきだと思っている。所得減税で得をするのは高所得者。減税よりも給付にお金を使った方がいい」

財務官僚としての経験から、子育て関連の給付を増やすように訴えます。

■日本維新の会 石崎徹元衆院議員
「新潟市もまだ給食費が無償化されていない。子育てに十分お金が回っていないので法人税などを減税するなら直接みなさんに配る方がいいと思う」

衆院選に向けては。

■日本維新の会 石崎徹元衆院議員
「とにかく呼ばれた会合にはすべて出る。最後の人が帰るまでいようということで深く長いお付き合いをさせていただくことで私の人となりや政策やビジョンをわかっていただけると思っている。」

共産党の中村岳夫氏は、10月19日、新潟市中央区を車で回り、自身の政策をアピールしました。

■共産党 中村岳夫氏
「先月には第2次岸田第2次改造内閣が発表された。岸田さんの内閣は「第2次」と言っているが私たちの暮らしは大惨事」

中村氏は、岸田政権の防衛費増額に厳しい姿勢です。

■共産党 中村岳夫氏
「もっと暮らしと経済のためにお金を使うべきではないですかと訴えている。物価高騰で大変な時に消費税を下げるべきではないかということは私たちの暮らしに直結する国政の問題だと思っている。新潟1区だけに関わる国政の問題というよりは広く国民に共通する部分を訴えている」

減税の是非を問うための、衆議院の解散にも批判的です。

■共産党 中村岳夫氏
「国民に新たな負担を強いなければならないというなら別だが国民に必要なことを必要な時に実行するのが政治家の務めだと思うので大いにやったらいい」

前日までは、衆院選の新しい選挙区で、新潟1区に編入された佐渡市に入っていました。

■共産党 中村岳夫氏
「佐渡でも農業問題が非常に深刻になっている。農業政策を有権者に伝わるようにしてほしいという要望を受けた。私自身は農業・経済はまだまだ勉強中なので次に佐渡を訪れる際には有権者に共産党の政策が伝わるようにしたい」
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