2024.08.17【豚熱】新発田市の養豚場 殺処分・消毒など防疫措置が完了【新潟】
県提供 殺処分の作業の様子(15日・新発田市)
県内で初めて豚熱の発生が確認された新発田市の養豚場で、殺処分を含めた防疫措置が完了したと県が発表しました。
県によりますと、新発田市の養豚場から13日に飼育しているブタが死んでいるという連絡があり、検査の結果、豚熱の発生が確認されました。県内で豚熱は、野生のイノシシが感染していた例が確認されていますが、養豚場での感染は初めてです。
県は15日から県職員らにより殺処分を始めました。16日午後8時すぎに全505頭の処分を完了。その後17日朝までに、汚染物品の処理、農場の清掃・消毒といった防疫措置も完了したと発表しました。
豚熱は、ブタやイノシシの病気であり、人に感染することはありません。また、感染したブタの肉が市場に出回ることはなく、仮に肉や内臓を食べても人体に影響はありません。
県は消費者に冷静な対応を呼び掛けています。