2025.11.03【速報】胎内市の採卵鶏農場で「高病原性鳥インフルエンザ」疑い事例を確認、県が対策本部設置【新潟】
【資料】新潟県庁
3日朝、胎内市の採卵鶏農場から死んだ鳥の数が増えるなどの異常がみられると県に通報がありました。下越家畜保健衛生所が立ち入り検査を行い、A型インフルエンザ簡易検査を実施したところ『陽性』を確認。県は、中央家畜保健衛生所で遺伝子検査を実施するとともに、当該農場に対して飼育している鶏や生産物の移動制限・部外者の立ち入り制限を指示しました。
今後、遺伝子検査で陽性となり疑似患畜(感染のおそれがある家畜)が確定した場合、防疫措置を開始します。
県は、3日正午に知事を本部長とする鳥インフルエンザ対策本部を設置しました。県内すべての家きん飼育農場に注意喚起をするとともに、県民に対して「わが国では卵や肉を食べることにより、鳥インフルエンザが人に感染することは報告されていません」と冷静な対応を呼びかけています。