2024.11.06【速報|鳥インフルエンザ】胎内市の養鶏場で35万羽の殺処分始まる 自衛隊に災害派遣を要請【新潟】
作業に向かう県職員ら(県提供)
5日に複数のニワトリが死んでいることが確認された胎内市の養鶏場で、詳しい遺伝子検査の結果、6日朝に高病原性鳥インフルエンザの発生が確定しました。県は自衛隊に災害派遣を要請し、35万羽の殺処分を進めています。
県によりますと、5日朝に採卵のためのニワトリ35万羽を飼育する養鶏場から、複数のニワトリが死んでいるという報告がありました。下越家畜保健衛生所の簡易検査で、A型鳥インフルエンザの【陽性】を確認。その後、中央家畜保健衛生所で遺伝子検査を実施した結果、6日朝までにH5亜型の高病原性鳥インフルエンザと確定されました。
これを受けて県は、自衛隊に災害派遣を要請。協力を得て35万羽の殺処分を進めています。
当該の養鶏場周辺のニワトリの移動や搬出を制限。感染拡大防止のため、畜産関係の車両の消毒を実施しています。また、周辺の農場には異常の有無の確認や、県内の全養鶏場に注意を呼び掛けています。
消費者に対しては、これまで国内でタマゴや鶏肉を食べたことにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染することは報告されていないとして注意を呼び掛けています。