2025.01.19【高校柔道|新潟大会】合計23分を越える死闘も、白熱の個人戦 各階級の代表が日本武道館へ【新潟】
女子63kg級は23分を越える戦いに(高校柔道 新潟大会・個人戦)
日本武道館での全国大会出場をかけた「高校柔道 新潟大会」の個人戦が開催され、熱戦の末、各階級の県代表が決定しました。
新潟市の鳥屋野総合体育館で開催された大会。前日の団体戦に続いて、19日は個人戦が行われました。
まずは女子。52kg級決勝は開志国際・櫻井ことみと、新潟第一・長谷川美波の対戦。前日の団体戦決勝でも対戦し、長谷川が勝っていました。前日に続いて積極的に攻める長谷川。一方、櫻井は、長谷川の体勢を崩したところを素早く「送り襟締め」に入り1本勝ち。雪辱を果たし、全国大会出場を決めました。
63kg級は、新潟第一の横田葵と新発田の中村宙来。3分で決着はつかず、ゴールデンスコア方式の延長戦へ。双方決め手に欠き、1回ずつ「指導」を受けます。果敢に技をかけ合い、しのぎ、合計23分を越える死力を尽くした戦いに。最後は、中村に対し「指導」が入り反則負け。横田が制しました。
続いて男子。66kg級は、新潟工業・井浦毅虎が延長戦の末、最後まであきらめない執念の「巴投げ」。開志国際・下里銀河を破りました。
81kg級は、去年秋の新人戦を制した開志国際・中村柊斗と、去年夏のインターハイに出場している新潟第一・鈴木大地の対戦。残り30秒余りで中村の「背負い投げ」が決まり、全国への切符をつかみました。
無差別級は開志国際の同門対決。団体戦で「2枚看板」と言われる2年・長谷川時道と、1年・木村晴汰の対戦です。果敢に攻める木村に対し、先輩の貫録を見せた長谷川。「大外返し」で一本勝ちを収めました。
前日の団体戦では、男子は開志国際が6連覇、女子は新潟第一が3連覇で全国大会出場を決めています。熱戦の模様は1月25日午後3時半から新潟テレビ21で放送します。
各階級の代表は以下の通り
【女子】
・48kg級 帝京長岡・佐藤菜由美(2年)
・52kg級 開志国際・櫻井ことみ(1年)
・57kg級 開志国際・城石佐愛里(2年)
・63kg級 新潟第一・横田 葵(2年)
・無差別 新潟第一・鈴木真実(2年)
【男子】
・60kg級 開志国際・島﨑宗真(2年)
・66kg級 新潟工業・井浦毅虎(2年)
・73kg級 開志国際・冨山 湊(2年)
・81kg級 開志国際・中村柊斗(2年)
・無差別 開志国際・長谷川時道(2年)