2024.09.26【高校野球|秋の北信越新潟県大会】新潟明訓が中越と対戦:逆転劇で2年ぶり15回目の優勝【新潟】
新潟明訓が2022年の秋以来2年ぶり15回目の優勝
高校野球、春のセンバツ大会につながる秋の県大会は26日、決勝戦と3位決定戦が行われ、10月の北信越大会に出場するチームが決まりました。
決勝戦は、中越と新潟明訓との対戦となりました。
中越は2回、6番・渡邊が右中間を深く破る3ベースヒットでチャンスを作ると、8番・雨木。レフト前へのタイムリーヒットで、中越が先制します。
5回にも1点を追加し、試合を優位に進めた中越は7回、ここまで明訓打線を3安打に抑えていた先発・雨木から、前日の準決勝で155球を投げ切り完投勝利をあげたエース・石山に交替。石山は、得意のスライダーで見逃し三振に打ち取ると内野安打でランナーを許しますが、後続を狙い通りの内野ゴロに打ち取りダブルプレーで抑えます。
新潟明訓の反撃は8回、前の回から登板した中越のエース・石山に対し、2アウト1塁から3番・今井が意地のライト前ヒットで1・3塁とすると、続く4番・小野塚。渾身のスイングでとらえた当たりは、レフトオーバーのタイムリー3ベースヒット。1点差とします。
さらに5番・藤原がレフト前に運び同点に追いつくと、ランナー1・2塁とチャンスは続き、7番・関川。レフト前タイムリーで、2塁ランナーが生還し、2アウトからの連打でついに逆転に成功します。
9回、粘る中越を振り切った新潟明訓が、2022年の秋以来2年ぶり15回目の優勝を決めました。
10月、石川県で開催される北信越大会には、決勝進出の2校と、3位決定戦で北越に勝った帝京長岡の3校が出場します。
中 越 010010010|3
新潟明訓 00000004X|4