2024.09.12おもちゃの技術を生かし開発!児童が『月面探査ロボット』から宇宙を学ぶ【新潟】
日本初の月面探査ロボット『SORA-Q』
日本初の月面探査ロボットとなった『SORA-Q』。新潟市の小学校で、このSORA-Qを通じて宇宙に興味を持ってもらおうという特別授業がありました。
新潟市の岡方第二小学校。様々なロボット共に『SORA-Q』が並んでいました。2023年9月、月へと打ち上げられたSORA-Q。球体から変形し、独特の動きで月面を進みます、モチーフは“ウミガメ”。JAXAなどとともに共同開発したのが、様々な変形ロボットを手掛けてきたおもちゃメーカーのタカラトミーです。
■タカラトミー『SORA-Q』 赤木謙介プロジェクトリーダー
「おもちゃの技術を入れることで、月に行くまでは小さくして軽くする。お金を安くかける。月に行ったら大きくなってパワフルになる。」
1月には、月面で写真の撮影に成功。完全自立ロボットとして、世界で初めて月面探査を達成しました。児童は『SORA-Q』を通じて、宇宙への興味が沸いたようです。
■生徒
「月に水があるかもみたいな証拠とかあるんですか?」
■JAXA 大塚成志さん
「月面の岩石の岩とか石のなかに、本当に少ない量の水分が含まれていたりとか。」
■生徒
「月のことについて学べたと思う。」
「たくさん勉強して月にいけるようになりたい。」
児童は、アンバサダーとして今後もロボットや宇宙について学びます。