2023.11.03なぜそこに…側溝にはまった高齢男性 体温低下 通りかかった男性会社員ら4人 連携プレーで救助【新潟】
側溝にはまった男性を連係プレーで救助
10月に、新発田市で側溝に落ち動けなくなっていたお年寄りを救助した人たちに感謝状が贈られました。
救助にあたったのは会社員の大谷駿介さん(29)、渡部浩明さん(43)、高野翔斗さん(23)、山際収さん(66)の4人です。
10月12日深夜1時半すぎ、新発田市島潟で72歳の男性が側溝にはまり、低体温症で動けなくなっていました。国道から少し外れたところにある側溝で、人通りがほとんどない場所。男性は仰向けになって倒れていたといいます。
4人は当時、JR羽越線にかかわる工事をしていて通りかかり男性に気付きました。
■大谷駿介さん
「声をかけたんですけど、会話ができる状態じゃなかった」
消防に通報し、指示に従いながら男性を助けました。
■山際収さん
「側溝にはまった男性を2人で足と肩を持ち上げて消防を待った。」
前日に家族から行方不明届が出されていた男性。当時、体温は30℃を切っていました。
■高野翔斗さん
「声が聞こえてよかったと思う。自分が気付いたことで1人の命が救えたので良かった。」
迅速なチームプレーがお年寄りの命を救いました。