2023.01.16インフルエンザ流行期に 新型コロナとの同時流行を警戒し医療機関対応【新潟】
大滝耳鼻科クリニック
県内でインフルエンザが流行期に入り、新型コロナウイルスとの同時流行が心配される中、医療機関は2つの感染症の対応に追われています。
新潟市中央区の大滝耳鼻科クリニックでは新型コロナとインフルエンザを同時に検査できる「キット」を使い、一般の診療と時間を分けて対応しています。
■大滝耳鼻科クリニック 大滝一院長
「(インフルエンザが)ちょっと増えてきまして去年の暮れに10人弱、今年に入りましてから約20人の陽性者が出ているといったところですね。去年、おととしから見ると完全に流行期に入っている状況だと思います」
新潟市医師会の副会長を務める大滝院長によると、県内で新型コロナとインフルエンザに同時感染したのは2人で、比較的軽症ということです。医療ひっ迫への心配が続く中で、海外では新たな変異株による感染の急拡大が見られています。
■大滝耳鼻科クリニック 大滝一院長
「(第8波の感染とインフルエンザは)ある程度は収束していくと思うんですけれど、その後ですね。XBB.1.5これによる第9波は、やはり非常に心配で感染力も強いし重症化もあり得るということで、ちょっと懸念されますね」
県は基本的な感染予防に加え、オミクロン株のワクチンはXBB.1.5株にも有効として接種を呼びかけています。