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2023.09.06オウム真理教事件 坂本堤弁護士の遺体発見から28年 関係者高齢化・現地で最後の法要【新潟・上越市】

オウム真理教事件 坂本堤弁護士の遺体発見から28年 関係者高齢化・現地で最後の法要【新潟・上越市】
坂本堤弁護士一家 あれから28年 現地で最後の法要
28年前の1995年9月6日、オウム真理教幹部に殺害された坂本堤弁護士の遺体が上越市名立区で見つかりました。関係者の高齢化などから最後となった「慰霊の会」が現地で営まれました。

オウム真理教の信者を家族のもとに返す活動をしていた坂本 堤 弁護士は、1989年、妻の都子さん、長男の龍彦ちゃんとともにオウム真理教幹部に殺害されました。
6年後の1995年9月6日、坂本弁護士の遺体が上越市名立区の山中で見つかり、県内に衝撃が走りました。
この事件を忘れず一家3人を悼むため、地元・名立の部仏教協会は現地に慰霊塔などを建立。翌年から「慰霊の会」として法要を営んできました。
遺体の発見から28年目となる「慰霊の会」。6日は大雨のため、現地に行くことはかなわず、急きょ、近くの生涯学習センターで法要が営まれ、住職のほか地元の関係者などおよそ20人が出席しました。

■地区の住民
「思い出しますね。28年前、本当に。あの時は切なくて、もう本当に自分事のようでしたね、本当に」
■南部仏教教会代表 泉福寺 永春泰然住職
「雲が晴れてました坂本弁護士さんがお経読んでる間だけでも、そういう願いが通じたんじゃないかと思っております。これからは各個人個人でそういう冥福をお祈りするというそういうことが大事だと思います」

「慰霊の会」の運営にあたってきた仏教協会は12月で解散することが決まり、会として最後の法要となりました。
来年以降は何らかの形で事件を風化させない取り組みを続けたいとしています。
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