季節外れの大物。佐渡市の両津湾で200kgクラスの大型クロマグロが4本も水揚げされました。

船から引き揚げられた黒みがかった銀色に輝く「クロマグロ」。30日朝、佐渡市和木沖の大型定置網に3本、鷲崎沖でも1本の大型クロマグロがかかりました。
あまりの大きさに持ち上げるのもひと苦労。

■漁師 掛け声
「せーの！アタマ重てえ！せーの！ちょっと下げられる？」

はかり2台を使って重さをはかると「241kg」。いずれも200kgから250kgの大物でした。
本来、初夏に獲れる大型クロマグロの季節外れの豊漁に、これから漁が始まる寒ブリへの期待も高まります。

■丸内定置網組合 石塚林二郎組合長
「嬉しいですよ。これからブリのシーズンだから何とかこのまま、ブリまであと一月だから」

漁師たちが苦労して箱に詰めた巨大クロマグロは、東京・豊洲市場に送られました。