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2024.09.13コメだけでなく・・・”魚”も価格高騰に 上越市の飲食店悲鳴も「値上げはしない」【新潟】

コメだけでなく・・・”魚”も価格高騰に 上越市の飲食店悲鳴も「値上げはしない」【新潟】
軒並み3~5割上昇
価格が上がっているのは、コメだけではありません。魚の仕入れ価格が高騰していて、上越市の飲食店ではコメの品薄とのダブルパンチに頭を悩ませています。
■庭山陽平記者
「こちらのお店では、タイやヒラメなど旬の魚を使った豪華な海鮮丼が1000円で食べられるんです。休日には開店と同時に売り切れてしまうこともあるといいます。」

上越市の『魚料り(さかなりょうり) かさはら』。
新鮮な刺身と焼き魚などが人気の海鮮居酒屋です。ランチメニューの海鮮丼は、旬のタイやサワラに加え、カニやタコなど8種類ものネタを使っていますが、値段はなんと1000円。赤字覚悟の価格です。
しかし今、魚の仕入れ値の上昇に、頭を悩ませています。

■魚料り かさはら 笠原聡店長
「もう安いものはない。今まで1000円とかしないで買えたものが、軒並み1000円近くなったりしますからね。」

仕入れ値は軒並み3~5割増しで、高いものでは倍ほどに。年々、全国的に漁獲量が減少していて、値段が競り上がっているといいます。
これまで個数制限はかけてこなかったランチの海鮮丼ですが、価格の維持が難しく、さらに米の品薄も相まり7月から1日限定20食にせざるを得ませんでした。

■長野から
「おいしいです。身も大きくて、これが1000円でできるのであれば続けていってほしい。」
■金沢から
「すごいおいしかった。金沢の半額くらい、1000円?って破格です。近所だったら毎日来たい。」

13日は平日にもかかわらず、開店1時間後には完売に。現在は、ほとんど原価での販売と同じだといいますが、値上げは予定していません。

■魚料り かさはら 笠原聡店長
「まあ、儲けはないですよね。でもやっぱりお昼ご飯なので、1000円以内で食べていただきたい。せっかく来ていただいているお客さんなので、今はまだこの値段でやっていこうと思っています。」

今後は、仕入れる魚を工夫して価格を抑えていきたいとしています。
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