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2025.01.24コメの価格高騰が続く…スーパーは売上低下を懸念【新潟】

コメの価格高騰が続く…スーパーは売上低下を懸念【新潟】
出荷団体が卸売業者に販売する際の価格「相対取引価格」1年前と比べて約1.4倍に
コメ価格の高止まりが続いています。県内のスーパーでは、去年よりも500円ほど高く販売していて、今後の売り上げ低下を懸念しています。一方、江藤農水大臣はコメの価格高騰を受け、備蓄米放出の準備をする考えを示しました。

■柿木哲哉記者
「新潟市西区のスーパー、こちらポスターにもあるように2024年産のコメが並んでいます。気になる価格ですが、新潟産のコシヒカリ5kgで税込み3500円超えとなっています。」

『スーパーichiman』では、値段は新米が出始めた9月と比べ下がりつつあるといいますが、それでも2024年と比べ500円ほど高いといいます。

■ichiman 高井慎二会長
「需要と供給の関係で供給量が少ないために、逼迫の状況がおきたのが主な原因。」

収穫量を平年と比較した県全体の作況指数は、2024年産が98で2年連続で“やや不良”でした。収量が減ったことで、相場のコメの価格が高くなっているため、こちらのスーパーでは値段を高く設定せざるを得なかったといいます。
さらに、農家の資材高騰などの影響も受けています。

■ichiman 高井慎二会長
「農家の方でもいろんなコストがかかってます、トラクターとか工具とかね。これから下がることはないでしょう。」

■買い物客
「困りますね、年金受給者としては。食べる回数少なくなったかも、パンとかそういう系になっちゃってる。」
■買い物客
「変に上がったり下がったりっていうのがいい状態じゃないと思うので、一定のラインで保ってほしい。」

高井さんは、このまま高値が続くと売り上げに影響するのではと懸念しています。

■ichiman 高井慎二会長
「国の施策として、こんな需要においつかないことにならないように、潤沢に出回るようになってほしい。」

出荷団体が卸売業者に販売する際の価格「相対取引価格」。農水省によりますと、県産コシヒカリは2024年8月まで玄米60kg当たり17000円前後で推移していましたが、新米が流通し始めた9月以降は20000円まで上昇。2024年12月には24000円を超えて、価格は1年前と比べて約1.4倍となりました。
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