1月20日は、1年で最も寒いとされる“大寒”です。妙高市で伝統の発酵調味料「かんずり」に使うトウガラシを、雪の上にまく「雪さらし」が始まりました。

赤と白のコントラストが映える「雪さらし」。近年、平地では雪が足りず池の平温泉アルペンブリックスキー場で行っています。

ゆずや米糀を混ぜて発酵させる妙高市特産の『かんずり』に使われるトウガラシ。雪にさらすことでアクが抜け、まろやかな味わいになるそうです。

■イギリス出身
「(良いのは)景色だよね。こういう伝統的なことを妙高山の前でやるのは、とてもきれい。」

■オーストラリアから
「山の下で、白と赤のコントラストがきれい。観光客も参加できるのも良い。」


20日は、気温が5℃まで上昇。青空のもと、アマチュアカメラマンなど80人が訪れ「雪さらし」を体験しました。

■かんずり 東條昭人社長
「今年のトウガラシは、夏前に雨がちょうどよく降り非常に大きなトウガラシになった。この新潟県妙高市のお土産としても、全国に発信できる商品として作り上げたい。」

トウガラシは、3日ほど雪にさらされます。