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2023.11.10スタートアップで地域活性化を 南魚沼市発 東京・渋谷で情報発信【新潟】

スタートアップで地域活性化を 南魚沼市発 東京・渋谷で情報発信【新潟】
スタートアップ企業が渋谷でプレゼン
南魚沼市は知己の活性化につなげるため、地元を拠点とするスタートアップの取り組みを支援しています。全国への情報発信のため東京でイベントを開催しました。

10月26日、東京・渋谷で開催された「南魚沼スタートアップディ」。全国の自治体や金融機関などに南魚沼市の取り組みを紹介し、投資・あるいは新たな起業家とのつながりなどを狙ったイベントです。

■南魚沼市 林茂男市町
「新しい産業・仕事の形態が生み出されている。企業それぞれの狙いが出てくる。金額などに変えられない将来にわたっての資産、人的なものなど厚みが変わってくる。加えてその姿を見た若い人たちが続くことが理想。」

南魚沼市を拠点にスタートアップした起業家たちがプレゼンに立ちます。
「SOUQ」の奥田将大さんは、NFTなどを活用して、地域と観光客をつなぐアプリの開発などに取り組んでいます。

■SOUQ 奥田将大さん
「自分のプロジェクトは都会と地域をつなぐプロジェクトなので聞いた方が地域側に来てもらうとうれしい。」

地元の酒粕と温泉を生かして養殖に取り組む「魚沼スッポン」。豪雪地であることがデメリットでありつつ、地域資源につながることを説明しました。

■魚沼すっぽん 井口陸弥さん
「雪が多くて水がきれい・コメがおいしい・だから酒がおいしい・おいしいものが作られていて、それに付随した酒粕、地域資源が使えることがメリット。」

米どころならではの米ぬかカイロを商品化した「accos」。SNSなどでも話題となり、全国に取引が広がりつつあります

■accos 永井亜木子さん
「女性を中心に昨年は4800個、今年は8000個を目標に生産を行っています。」

地域の山林のCO2吸収量をカーボンクレジットとして販売を目指す「ForestFolks」。政府も「脱炭素社会」を掲げる中、注目されています。

■質問
「例えば植えたての木と古い木はどれぐらいのCO2吸収量の差があるんでしょうか。」
■Forestfolks 桜井隆志さん
「植えたての木は算定ができないですが、20年生くらいだと1haあたり10tから8t、80年生くらいになると落ちてきて4t以下くらい。」

プレゼンをきいた人たちは

■起業家
「社会課題をビジネスに乗せてしっかりと経営を回していけるのはなかなか難しいところもあると思ったのでお聞きしたかった。」
■ファンド運営
「林業・農業・観光など現地の資源を生かしたスタートアップが南魚沼のような地域からどんどん出てくるんだろうと思いました。」

南魚沼市からのスタートアップの飛躍、さらに地域の活性化につながるか注目です。
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