2023.11.14テナント・利用客は戸惑い 地下商店街・西堀ローサ 運営会社が解散を検討【新潟】
解散検討している新潟市中央区の地下商店街「西堀ローサ」
新潟市中央区の地下商店街「西堀ローサ」の運営会社が売り上げの低迷などから解散を検討していることが分かりました.。テナントや利用客からは戸惑いの声が上がっています。
西堀ローサを歩くと、やはり、締まっているテナントが目立ちました。
西堀ローサのオープンは1976年。かつてはにぎわいを見せましたが、大和と三越2つの百貨店の撤退に象徴される中心市街地の衰退とともにテナントの閉鎖が相次ぎました。
運営は市の第三セクターの「新潟地下開発」。2006年には筆頭株主である新潟市が9億円を貸し付けました。
新潟市によりますと返済期限が2025年10月に迫る中、「返済は困難」として「新潟地下開発」は解散の方向で検討を進めているということです
■開業5年のフラワーアレンジメントショップ
「仮に無くなっても、ここをもっと活用して、進展につながっていってもっと新潟の人たちの利用度があがるといいんじゃないか」
■週2回散歩で利用 50代男性
「雨が降ったときとか冬場の寒いときに散歩コースとしては抜群だったので、ここが通れなくなると不便だなと」
新潟地下開発は20日に開催する臨時株主総会で詳細を説明します。