2025.03.31トキエア「新潟-神戸線」就航 主に観光客をターゲットに大阪万博などPR【新潟】
〝観光需要〟を見込む
地域航空会社トキエアは、新潟空港と兵庫県の神戸を結ぶ新しい路線を就航しました。主に観光客をターゲットに、4月から始まる大阪万博などをPRしながら利用客の増加を目指します。
30日、新潟空港からの初便が飛び立った神戸線。トキエアとしては4路線目の就航となる神戸線は、週4日(月・金・土・日)1日1往復でもっとも安い運賃は8300円です。
午後1時20分発の初便には、50人が搭乗しました。
■京都在住
「初便に乗るために来ました。関西からの便が増えてうれしいです。」
■観光で神戸へ
「夜景や中華街など魅力的な街なので、直行便ができるというのはいいですし、大阪方面にもこれから安く行けると思う。」
神戸線の利用として見込むのは〝観光需要〟。
ユニバーサルスタジオジャパンや四国方面へのアクセスの良さをアピールして、利用客の増加を狙います。就航から1年後に平均して7割の搭乗率を目指します。
■トキエア 長谷川政樹社長
「ゴールデンウィークと夏休みが控えている。その間に大阪万博も開催される。関西や四国に行くなら神戸空港は意外に便利だというところを知って、利用してもらいたい。」
一方、トキエアは搭乗率の低迷を理由に、30日から仙台線を運休。また、機材トラブルによる欠航が相次ぐなど課題もありますが、長谷川社長は機体の整備について対応の見直しを進めるなど安定した運航を目指したいと話しました。
■トキエア 長谷川政樹社長
「壊れやすいパーツをどうやって直すかなども今対応している。3月にかけては、就航率は非常によく上がってきている。」
また、フジドリームエアラインズも新潟と札幌の新千歳を結ぶ新しい路線を就航しました。