2023.08.24バス路線「年間走行距離」の規定は 新潟交通と新潟市が新協定へ【新潟】
バス路線「年間走行距離」の規定は 新潟交通と新潟市が新協定へ
新潟市の中原八一市長は、新潟交通が維持すべきバス路線の年間の走行距離を約957万kmと定めた現在の協定を終了し、新たな協定を年内に結ぶと表明しました。
中原市長は24日の記者会見で現在の協定について述べました。
■新潟市 中原八一市長
「現下の社会情勢では困難なバスの走行距離の確保が含まれている」
2014年に締結された現在の協定では、新潟交通が維持すべきバス路線の年間の走行距離は約957万kmと定められています。しかし、新型コロナウイルスの影響で、走行距離の規定の効力は2020年から停止されていて、減便が相次いでいます。
新しい協定に下限の走行距離が盛り込まれなければ、さらなる減便の可能性もあります。
■新潟市 中原八一市長
「そういうことをできるだけなくせるように協定があると思っている。どういう協定の中身にすれば新潟交通が納得するか」
協定の詳細は引き続き交渉します。