日本文理高校で開催された卒業式。卒業生の中には、プロ野球選手の姿もありました。
千葉ロッテマリーンズにドラフト３位指名された田中　晴也投手。
沖縄でのキャンプを終え、少し日焼けした顔で出席しました。

■田中　晴也投手
「野球部の仲間の名前もひとりひとり呼ばれたし、色んな思いをしてきた仲間なので感謝の思いや日本文理に入ってよかったという気持ちを持っていた」

式のあとグラウンドに姿を見せた野球部の卒業生たち。
田中も思い出の場所と語ります。

■田中　晴也投手
「成長させてくれたのはこのグラウンド。密度濃く、自分を成長させてくれた３年間だった。本当に充実した３年間だった」

年明けからプロ野球選手として過ごした中で、チームメートのＷＢＣ日本代表・佐々木朗希の投球に衝撃を受けたといいます。

■田中　晴也投手
「直接キャッチャーの真後ろからブルペン投球を見させてもらって、今まで見たことないような威力と伸びとスピードのあるストレートだったし、そこを目指して頑張りたいという気持ちになった」

後輩から祝福の花束を受け取り、恩師である名将・大井道夫総監督から激励を受けました。

■大井道夫総監督
「これから目指すところはそれぞれ違うんだから、その目標に向かってしっかり頑張ってくれ。そしていつでも、ここはお前らの第二のふるさとなんだから何かあったらグラウンドへ来い」
■田中　晴也投手
「ひとつひとつクリアしていかないといけない壁や目標がたくさんあるので、そういう目標をクリアして１年目の最大の目標として１軍での勝ち投手になるということを目標として頑張ってきたい」