2023.03.03中学生たちの門出の日 マスク姿で過ごした3年間 それでも思い出刻み脱マスクで卒業【新潟】
新型コロナ禍の3年過ごし卒業
多くの中学校で卒業式が開かれ入学時から新型コロナ禍で過ごした3年生が門出を迎えました。新潟市にある中学校ではマスクの着用を最終的に個人の判断としました。
新潟市中央区の新潟柳都中学校では60人の3年生が卒業を迎えました。
学校は国や新潟市教育委員会の指針に沿ってマスク着用を原則不要としましたが、最終的には個人の判断に委ねました。
■生徒代表
「予想していた学校生活とはかけ離れてた3年間でしたが、私たちは持ち前の明るさや団結力でここまでくることができた」
入学から卒業まで3年間の学校生活や行事が新型コロナウイルスの影響を受けることになった3年生。
最後の思い出となる卒業式もほとんどの生徒がマスクを着用しました。
■新潟柳都中 校長
「最終的には個人の判断としたが、来週これから公立高校の受験があったりするので、やはりお互いにマスクの着用については今回は気を付けていたのかなと」
■マスク着用の生徒
「受験が控えているので付けてたというのが一番大きいが、みんなも外してなかったので外さないでいた」
■合唱時マスクを外した生徒
「卒業式だから親にしっかり顔を見せたいなと思った」
制限が多いながらも、中学校生活を思い出に刻み新たな出発にも期待を寄せます。
■生徒
「卒業アルバムがほとんどマスクしている写真ばかりで寂しいなという思いもあった。でもマスクはしてたけど楽しいことには変わりなかった」
「高校生活はまだ新型コロナ禍で制限はあると思うが中学校のときよりも思い描いていたような楽しい高校生活が送れるようになってほしい」