2024.10.23中越地震から20年 被災地で犠牲者をしのぶ【新潟】
次世代に教訓を伝えることが課題
中越地震から今日(10月23日)で、20年を迎えます。被災地では、献花台が設けられ、犠牲者に祈りを捧げています。
2004年10月23日に発生した中越地震。最大震度7を観測し、68人が死亡、住宅の被害は12万棟を越えました。親子3人が土砂崩れに巻き込まれ、当時2歳の男の子が奇跡的に救出された小千谷市の妙見メモリアルパークでは、訪れた人が犠牲者を追悼しました。
■献花に訪れた人
「20年目の節目。(子ども)が助かってくれたらという気持ちだった。」
中越地震で被災した地域では、高齢化と人口減少が急激に進んでいて、地震を知らない世代に教訓を伝えることが課題となっています。被災地では、追悼式などが開かれ、地震が起きた午後5時56分に黙祷が捧げられます。