2023.05.25人気店フランチャイズも またも新型コロナ関連破綻 飲食店運営会社 相次ぎ2件【新潟】
【資料】新潟市
県内で飲食店の運営会社の新型コロナ関連破綻が新たに2件明らかになりました。新型コロナ関連破綻は合計92件に上っています。
民間の調査会社によりますと、新潟市中央区の「伝説のすた丼新潟駅南店」運営会社の「杏」は5月15日に新潟地裁から破産開始決定を受けました。
人気店の「伝説のすた丼」のフランチャイズ契約を2016年に結び、本部から経営支援などを受けて一定の集客を得て、2022年10月期は約5800万円の売上高を計上していました。しかし採算的に恵まれず、デリバリーサービスの経費がかさむなどしたことから事業継続は困難と判断しました。負債総額は約5900万円。
また、「山・海旬菜さちや」を運営していた新発田市の「プレジャー」は新型コロナウイルスによる団体客の落ち込みなどから資金繰りが限界に達し、3月31日付で事業を停止。今後破産による整理を予定しています。負債総額は約4500万円です。
この2件で、県内の新型コロナ関連破綻は92件となりました。