2024.11.25伝統の技披露!『五人杵搗き餅』コシ強く滑らか【新潟・小千谷市】
雑煮にいれても溶けにくい粘りある餅が特徴
正月の縁起物が、ひと足早くお目見えです。小千谷市で人気の『五人杵搗き餅』が始まり、伝統の技が披露されました。
5人が威勢よく餅をつく小千谷市東山地区の『五人杵搗き餅』。中越地震のあと、復興の取り組みの一つとして保存会が復活させました。24日は、効率よく300kgの餅を作るため6人でついていきました。
■つき手 川上雅亮さん
「なんとなくみんなで息が合ってきて、5人6人で上手に餅がつけるという感じです。」
五人杵つき餅は、返し水を一切入れず短時間で一気につきあげるのが特徴です。伝統の技により生まれるのが、この粘り!雑煮にいれても溶けにくい餅になるそうです。
会場ではつきたての餅が振る舞われ、見学に訪れた人たちはコシが強くて滑らかな絶品の餅を味わいました。
■女の子
「おいしい。」
■東山五人杵つき餅保存会 坂詰義守会長
「若者がちょっと少ない部分もあるんですが、そこは近隣の市から助けていただいて、人を集めてこのままずっとやっていけたらなと思います。」
『五人杵搗き餅』の見学会は、12月も開かれます。