佐渡市は、市内の商業施設でスマートフォンのカメラを被害者のスカート内に無断で向けたとして略式命令を受けた57歳の職員について、7日付けで懲戒免職としたことを発表しました。

佐渡市によりますと、建設部建設課の57歳の男性職員は、佐渡市内の商業施設で下着などを無断で撮影しようと、スマートフォンのカメラを無断で被害者のスカート内に向けたとして、2024年12月19日に罰金30万円の略式命令を受けました。

さらに、男性職員は当該事案の報告義務を怠り、市の聞き取りに対しても虚偽の報告をしたということです。佐渡市はこれを受け、3月7日付けで男性職員を懲戒免職にしたと発表しました。

佐渡市の渡辺竜五市長は、「市民の皆さまの信頼を著しく損なうこととなり、心よりお詫び申し上げます。誠に遺憾で、今後このような悪質な非違行為には厳正に対処していきます。1人1人の職員が自ら考えて行動することを指導徹底してまいります」とコメントを発表しています。