東京地裁は、旧統一教会に対して解散を命じる決定をしました。
県内に住む元信者の男性は「これをきっかけに、中の信者の人が間違いに気づいてくれれば」と話しました。

請求について審理していた東京地裁は、25日午後、旧統一教会に対して解散を命じる決定をしました。法令違反を根拠に解散命令が出されたのは、オウム真理教などに続き3例目です。
旧統一教会の高額献金などの問題を巡り、文部科学省は2023年10月、教団に対する解散命令を東京地裁に請求していました。


県内に住む元信者の男性。40年以上前に旧統一教会の信者として活動し、その後、裁判で教団と戦い勝訴を掴みました。
今回の解散命令については－

■元信者の男性
「解散命令はやっと出たなと思うのと、これでかたがついたわけではないので簡単に気を緩めることはできない。できれば、これをきっかけに中の信者の人が間違いに気づいてくれれば。」

決定後、取材に応じた教団の代理人弁護士は「法治国家としてありえない」などと話し、即時抗告する意向を示しました。