2023.03.02全国最後の導入「可搬式オービス」稼働 速度違反ドライバーの摘発に新兵器 【新潟】
新たに導入された可搬式オービス
県警は、持ち運びが可能な速度違反の取り締まり装置を新たに導入しました。これまで取り締まりができなかった場所でもスピード違反を見逃しません。
持ち運びが可能で、道幅が狭い生活道路などでも取り締まりが可能になる「可搬式オービス」。高速道路などに設置されている固定式のオービスと性能は変わりません。15分ほどで設置が可能で、違反者を停車させるスペースがないような狭い道路などでは、速度違反を検知した場合、車両や運転手を自動で撮影し、後日、違反切符を切ります。
今年度から県警に導入され、2日から稼働。可搬式オービスは全国で配備が進められてきましたが、新潟は最も遅い導入となりました。
■県警 交通指導課 若林充能 企画指導補佐
「この機器の導入は心待ちにしていた。今まで取り締まりが行えなかった場所でも取り締まりが行えるのでより運転手は速度などに気を付けて運転していただけると期待している」
県警は今後、可搬式オービスを県内各地の事故多発エリアなどで運用していくということです。