2024.11.11利用増加を狙う新潟市『バス無料デー』に行列も・・・効果は?【新潟】
新潟市は利用増加を狙う
10日、新潟市を走るバスが無料になるイベントが開かれました。バスの利用を増やすことが目的ですが、利用者からは様々な声が上がりました。
■庭山陽平記者
「今日は、新潟市の『バス無料デー』ということで、新潟駅のバス乗り場、非常に多くの人がバスに乗るために待っている状況です。そしてバスが来ても、並んでいる全員が乗り切れず、乗りこぼしが発生している状態です。」
「満車になりますので、次のバスご利用くださーい!」10日正午すぎ、新潟駅のバスターミナルは混雑していました。
■利用者
「青山まで行きます。(やっぱり無料だから?)そうなんです。嬉しいですね。子どもたちが喜ぶので。行ってきたいと思います。」
「今日無料なので、日頃車でしか移動しないので、初めてバスで来た。すごくいいと思う。こういう機会があると乗れるので。」
新潟市が企画した『バス無料デー』。一部を除いて市内を走るほとんどのバスが、乗り放題になりました。
■利用者
「三条市から来たんです。とりあえず(無料で)乗れるもので、あっちこっち行ってみようかと。(普段バス)乗らないからね。」
街中を走るバスも、満員の便が多く見られました。新潟市では、バスの利用者が減少傾向にあり、『バス無料デー』が日常の利用につながることを期待しています。
■利用者
「自分で運転することが多いので、バスに乗るというのも楽しいなと思った。」
「混んでたけど楽しかった。」
「久しぶりに使ったので、路線がどこ走るのかとか分からなかったので、いい勉強になった。これから使おうと思う。」
「やっぱり車があると、あまり移動手段としては使わないと思う。たまに無料とか半額の日があったら使うかな。」
『バス無料デー』は、2025年3月ごろにも予定されていて、約4500万円の予算が計上されています。新潟市やバスを運行する新潟交通は、どれくらいの効果があったか、今後検証するとしています。