2023.03.07医師高齢化 受け入れ病院決まらず…新潟市に新たな医療拠点設置へ【新潟】
6日 県医師会の会見
医師の高齢化などを背景に県医師会が新潟市内で新たな医療拠点を整備することを決め運営主体を募集しています。
6日に会見を開いた県医師会によりますと、新潟市は救急の搬送先が決定するまでの病院への問い合わせ回数が政令市ワースト2位で、医師も高齢化が進んでいます。
そのため県医師会は医師が150人以上在籍し、年間8000台以上の救急車を受け入れることができる新たな医療拠点を5年以内に整備することを目指します。
■新潟県医師会 小柳亮 理事
「命を救うためにも1つ病院がきちんとあってそこに必ず搬送できるんだという体制がとられていることが新潟市民の命の安全のために繋がると考えている」
既に救急を受け入れている病院などを対象に運営主体を募集し、6月に選定結果が公表される予定です。