2023.11.02厳しい訓練乗り越えた新人機動救難士「人命救助」誓うオレンジの制服【新潟】
制服に身を包んだ2人の新人機動救難士
海の事故での人命救助にあたる海上保安庁の新人機動救難士2人が訓練を経て任務に就くことを認められ、そのシンボルとなるオレンジ色の制服を受け取りました。
機動救難士としての活動を新たに認められたのは、第九管区海上保安本部新潟航空基地の木下光さんと東藤雄亮さんです。
■第九管区海上保安本部新潟航空基地 笠島博海基地長
「機動救難士として出動可能な救助技量に達したものと認め、ここに機動救難服を貸与する」
新潟航空基地の笠島博海基地長から訓練の修了証書と制服の機動救難服を手渡されました。
2人は今年4月に機動救難士に任命され、ヘリコプターからの降下や24時間以内の100km走など約半年にわたる厳しい訓練を乗り越えました。
糊のきいた新しい機動救難服に着替えた2人は。
■新潟航空基地機動救難士 木下光さん
「よりシビアな環境でも冷静に落ち着いて対応して要救助者に安心感を与えられるような隊員になりたい」
■新潟航空基地機動救難士 東藤雄亮さん
「入庁以前から機動救難士を希望していてやっとスタートラインに立てたのでうれしさがこみ上げてきた」
見守ってきた上司も期待を語りました。
■第九管区海上保安本部新潟航空基地 笠島博海基地長
「引き続き訓練・実働の経験を積み重ねて能力を向上して人命救助に的確に対応してくれることを期待している」
新潟航空基地では、2人を含む9人の機動救難士が人命救助にあたっています。
*動画にナレーションはありません