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2024.08.12去年は猛暑・春先から水不足 梅雨明けの田んぼは…一転雨が「降りすぎ」で乾かしたいのに乾かず【新潟・十日町市】

去年は猛暑・春先から水不足 梅雨明けの田んぼは…一転雨が「降りすぎ」で乾かしたいのに乾かず【新潟・十日町市】
水不足の懸念が一転「降りすぎ」に(12日・十日町市)
県内の田んぼは、連日の暑さで水不足が心配されていましたが、今度は雨が降り続いた影響で一部の田んぼが乾かず稲刈りの遅れが心配されています。

十日町市松之山地区のコメ農家の相澤堅さん。稲穂ができるこの時期は、田んぼをなるべく乾かす必要がありますが、水がわずかに残っています。
■とっとこ農園 相澤堅さん
「田んぼが乾かないと秋の稲刈りでコンバインで刈れないので、春とは逆で雨が降ることで困っている。」

相澤さんの田んぼでは、冬の少雪と雨の量が少なく一部の田んぼで田植えを諦めました。しかし、梅雨明け後は一転し、雨が降りすぎる事態になってしまいました。低温多湿の日が続くと、イネが病気になりやすくなります。さらに、春先の水不足の影響で、除草剤の効果が薄れ雑草が増えたり茎の数が減る被害も出ています。
■とっとこ農園 相澤堅さん
「一番の心配は去年のような異常高温によるコメの品質低下と、田んぼに水が行かず枯れてしまうのを心配している。」

相澤さんは、9月中旬に稲刈りを予定しています。
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