2023.05.17去年8月の豪雨被害の村上市でコシヒカリの田植え 例年より1週間遅れ【新潟】
水害の復旧工事続く中
去年8月の豪雨で大きな被害を受けた村上市の水田で、ようやく土砂の撤去が終わり、田植えが始まっています。
村上市小岩内にある農業法人MIRAIこいわうちの水田。土砂が入り込んだ田んぼの復旧が終わり、例年より1週間遅れでコシヒカリの苗を植えました。
■MIRAIこいわうち 高野 貞昭さん
「腰のあたりまで全部土砂が来た。田植えできていることが奇跡みたい」
去年8月の豪雨では田んぼだけでなく、出荷間近のトマトも大きな被害を受けました。被害額は数千万円に上ったといいます。
流木や土砂が入り込んだ田んぼではボランティアの力を借りて手で収穫しました。管理する20ヘクタールのうち一部は、まだ土砂をかぶっていて、今年は約8割での田植えです。
■MIRAIこいわうち 高野 貞昭さん
「ボランティアから体調気を付けてとか声をかけてもらって、それで頑張れた。まだどうなるか分からないけど荒川の水をかぶったおいしいお米を作りたい」
MIRAIこいわうちのコメは早ければ9月ごろ収穫を迎えます。