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2024.03.28古き良き「スイッチバック式」もうすぐサヨナラ 新潟駅・新潟交通バスターミナル【新潟】

古き良き「スイッチバック式」もうすぐサヨナラ 新潟駅・新潟交通バスターミナル【新潟】
昔と変わらぬ姿のバスターミナル
リニューアルが進むJR新潟駅ビルは31日には新しいバスターミナルも開業し、風景は一変します。これまで市民の足を支えてきた旧バスターミナルとの別れの時が近付いています。

この春、大きく変貌を遂げるJR新潟駅万代口。
開業を控えた新しいバスターミナルとは駅前広場を隔てて反対側に、特徴的な建物があります。

■バス到着アナウンス
「お待たせしました。7番線、青陵大学・水族館行きが入ります。」

万代口バスターミナル。大きな屋根に覆われた2番線から13番線までの12のホームから、新潟市内各地に向かうバスが出発します。
新潟駅がこの場所に移転した1958年に開業。65年の長きにわたり、バス交通の要として、利用されてきましたが、まもなく、役割を終えます。

ターミナルに到着したバスは、バックで屋根の下に入り、利用客が待つ乗り場に停車。「スイッチバック式」という、現在ではあまり見られなくなった珍しいスタイルです。
交通量が多い駅前で、バスを安全にバックさせるのは誘導係の仕事です。

■新潟交通 誘導係 木村雅弘さん
「1番はお子様とかお酒を飲んでいるお客さんが後ろに巻き込まれないように、あと左右のバスにぶつからないように、というのがシンプルだけど私の仕事。」

誘導係を務めて15年の木村雅弘さん。バスのドライバーだった頃も含めると32年間、このバスターミナルと共に歩んできました。

■新潟交通 誘導係 木村雅弘さん
「全く同じなんです。ここだけ時代が止まったように同じ、ここだけ昭和のまま。周りはどんどん新しくなっていくけどこの部分だけ昭和30年のまま、不思議な気持ち。1日1000台くらい入ってくるので、笛を吹いたのは何万回とかですよね。」

利用客とのコミュニケーションもやりがいのひとつでした。

■新潟交通 誘導係 木村雅弘さん
「常連のお客さんも、仕事で来る方も、バスが好きで見に来る方も長い間で友達というか顔見知りになって、3月28日はどうだねとか、新しいバスが入ったねとか。」

誘導係がマイクでバスの到着を伝え、安全な乗車に気を配る。そんな光景が見られるのもあとわずかです。

■利用客
「ちょっと嫌だね。楽しくても苦しくてもここから乗ったからね。」
「私が小学校か中学校くらいからあったからね。無くなるのは寂しいけど、時代の流れだよね。」

■新潟交通 誘導係 木村雅弘さん
「寂しいなあとは思うんですけど新しいバスターミナルも楽しみ、半分半分、そんな気持ち。」

万代口バスターミナルは30日午後11時40分発、内野行きの出発を見送って、その歴史に幕を下ろします。
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