2023.05.16奈良時代から続く伝統行事 国の重要無形民俗文化財・豊作願う佐渡の「車田植え」【新潟】
渦を描くように手植え
佐渡市に伝わる国の重要無形民俗文化財「車田植え」が豊作を願って執り行われました。
車田植え」は奈良時代から続く伝統行事。北鵜島の農業、北村佐市さん(69)が守り伝えています。3人の早乙女は田の中央から渦を描くように苗を植えます。これは豊作の神さまが降りてくる目印です。
田植え唄を歌う山岸美幸さんは90歳になります。
(山岸さんの田植え歌)「♪植えた車田は穂に穂が下がりゃーしゃれー♪ソレサソレソレ♪」
■観光客
「こういう行事が連綿と千年以上続いているということをあらためて感激しました」
■G7に参加した欧州銀行関係者
「面白い。伝統的ないいことですね」
■「車田植え」を伝承 北村佐市さん
「いい稲を取りたいということだと思います、台風も来ないで豊作になってもらいたい」
1時間ほどで約2アールの車田植えが無事終わりました。