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2025.01.15婿が雪上に舞う伝統行事「むこ投げ」無病息災祈る「すみ塗り」も【新潟・十日町市】

婿が雪上に舞う伝統行事「むこ投げ」無病息災祈る「すみ塗り」も【新潟・十日町市】
由来は「集落の娘を嫁にとられた腹いせに婿を投げた」
新婚の婿を雪の斜面に投げ落として、夫婦円満を願う小正月の伝統行事『むこ投げ』が十日町市で開かれました。

雪が降りしきる十日町市の松之山温泉。『むこ投げ』は、300年以上の歴史がある伝統行事です。

■池川泰介記者
「むこ投げで投げられる男性2人が地元の人に担がれて上っていきます。やや緊張した面持ちです。」

その昔、集落の娘を嫁にとられた腹いせに婿を投げたのが由来とされ、夫婦円満などの願いを込めて去年結婚した婿を雪の上に投げ幸せを祈ります。

■去年結婚した夫・早川元さん
「結構雪も降っていて柔らかいと思うので、安心してしっかり飛ばされるように頑張りたい。」

早川元さんの妻・愛さん。地元・十日町市の出身で、育った土地でいい思い出を作りたいと応募しました。

■妻・愛さん
「史上最高に飛んでほしい。下でしっかりキャッチします。」

そして・・・「いーちにのさん!」
深さ約5mの雪の斜面を転がり落ちた元さん…愛する愛さんに出迎えられました。

■去年結婚した夫・早川元さん
「皆さんにこうやってお祝いしていただいたので、責任をもって幸せに暮らしたい。」

■妻・愛さん
「どんなに雪にまみれても、また這い上がって辛いことがあっても頑張っていきたい。」


そして、もう1人は津南町出身の福原圭杜さん。「いーちにのさん!」
むこ投げのあとは、無病息災を祈る『すみ塗り』。この日だけは無礼講。年齢や立場に関係なく、参加者同士でわらを燃やした炭を顔に塗り合います。

■参加者
「気持ちいいです。今年1年頑張っていけそう。」
「気持ちいいです。雪国の中で温かくて真っ黒になるのは、なかなかない気持ちなので大切な経験になった。」
「無病息災で仕事も出来そうです。」

むこ投げに参加した早川さん夫婦も・・・

■去年結婚した夫・早川元さん
「自分で(顔を)見てないが楽しい。」

■妻・愛さん
「美容にいいと信じて、いっぱい塗られてうれしい。」

取材中のUX記者も…

■池川泰介記者
「今年1年、病気もせず頑張りたい。」

会場にいる全員が、今年1年の無病息災を祈りました。
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