2023.05.04小千谷に避難しまもなく1年 ウクライナの夫婦が戦災孤児支援でバザーに参加【新潟】
祖国の子どもたちのために
ロシアによる軍事侵攻が続く中、ウクライナの夫婦が小千谷市に避難して、まもなく1年になります。戦争で親を失った子どもたちを助けようと、夫婦はこの連休に、市内で開かれたイベントに参加し、支援を呼びかけました。
ウクライナ出身のイリナ・シェフチェンコさんとその夫、ガーナ出身のムタル・サリフさん。小千谷での避難生活はまもなく1年を迎えます。夫婦は3日と4日、市内で開催されたバザーに参加しました。
■イリナさん
「ありがとうございます」
並べたのは、オリジナルのTシャツやスカーフ、そしてイリナさんの手づくりの品々。夫婦は仲間とともに、戦禍で苦しい生活を送るウクライナの子どもたちへの支援を呼びかけます。会場には2人の活動に共鳴する人たちが訪れました。
■購入した人(埼玉から)
「(2人を見て)「胸がいっぱい、協力したい(Tシャツを買ったのは)世界が一つになるように」
■イリナさん
「ウクライナの子どもたちへの支援金を得るために素晴らしい機会を作っていただいた。小千谷の人たちが私たちを支えてくれることは言葉にできないほどありがたい」
子どもたちが安心して暮らせる平和の訪れを願う夫婦。今回の売り上げは、ウクライナの子どもたちを支援する団体に寄付します。