雪下ろし中の事故をなくそうと、燕市の企業が屋根に上らずに雪下ろしができる除雪機を開発しました。

農機具メーカー「フジイコーポレーション」が開発した、屋根専用の雪下ろし機『憲太郎』です。3日、実演発表会が行われ花角知事が視察しました。アームは最長で6mまで伸びるため、一般的な住宅の2階の屋根まで届きます。また、カメラが搭載され、積雪量や位置を屋根に上らずに確認できます。

■花角英世知事
「(この除雪機が)早く実社会で実装されるように、県としてもいろんなところで後押ししていかなければいけない。」

■フジイコーポレーション 小林祐介取締役
「(雪下ろしの)担い手や事故の問題で注目を集めている中で、うちの技術を役立てるため開発を進めた。」

『憲太郎』は、県内の自治体や建設会社向けに2月から受注販売が始まっています。