今年1月、新潟県柏崎市の海岸の浅瀬に新潟海上保安部の巡視船「えちご」が乗り上げた座礁事故で第9管区海上保安本部は航海長を書類送検しました。

業務上過失往来危険の疑いで書類送検されたのは巡視船「えちご」の51歳の航海長です。9管によりますと航海長は1月18日午前6時半ごろ、柏崎市の椎谷鼻沖で航海計器や海図による船の位置や水深の確認を怠り、「えちご」を浅瀬に乗り上げさせた疑いがあります。

新潟海上保安部の田中健彦部長は「海の安全を守る海上保安官がこのような事実により送致されたことを重く受け止めております。現在行われている事故の調査に引き続き対応して参る所存です」とコメントしています。