2023.11.16弾道ミサイル発射を想定し対応訓練 避難場所の課題も【新潟】
弾道ミサイルの飛来を想定した避難訓練
新潟市で、弾道ミサイルの飛来を想定した避難訓練がありました。
地下街への移動を確認しましたが課題も見えました。訓練は、他国から弾道ミサイルが発射され県内に飛来する可能性があるという想定です。新潟市中央区の古町ルフルでは市民35人が地下にある西堀ローサに避難しました。ミサイル対応の訓練に市民が参加するのは初めてです。今回避難する際に使った階段は狭く、手すりも片側しかありません。
「慌てずに下りてください」
■新潟地区コミュニティ協議会 井上匡代代表
「手すりがある側はつかまれますけど、ない方は何もつかまるところがない。それがケガの原因や将棋倒しになったりとかそんなことを思った。」
弾道ミサイルが発射された時などに使う緊急の避難施設は市内に150カ所ありますが、地下の施設は7カ所にとどまります。
■新潟市 中原八一市長
「今後地下通路や市役所本庁とか区役所など随時追加して拡大していければ」
新潟市は地下の施設や頑丈な建物が近くにない場合、屋内の窓から離れた場所で身を守ってほしいとしています。