魚沼市の奥只見湖の湖畔で、食堂や土産物店として半世紀にわたって営業してきた「奥只見ターミナル」が5日、最後の営業を終えました。

紅葉は終盤を迎えている奥只見。
「奥只見ターミナル」は52年にわたって名物のけんちん汁などを提供し、観光客をもてなしてきました。
しかし、新型コロナウイルスの影響による経営状況の悪化や後継者の不在から閉店を決めました。

■観光客
「小さい頃来たことがあるが懐かしい気持ちになりました」
「最後においしいものがいただけて幸せです」

■奥只見ターミナル 上重哲社長
「無事に終わってありがたい。馴染みの方、久しぶりの方から来てもらって、いかにこのお店が愛されていたかを感じました。」

奥只見ターミナルは、惜しまれつつ午後4時に営業終えました。