2024.10.01新型コロナワクチンの定期接種を開始-市町村で自己負担額に差【新潟】
65歳以上の人や重症化リスクがある人が対象
10月1日から、新型コロナウイルスワクチンの定期接種が始まりました。国や自治体が費用を助成していますが、接種を受ける人の自己負担額は市町村によって差があるようです。また、冬を前にインフルエンザワクチンの接種も始まっています。
新型コロナウイルスワクチンの定期接種は、65歳以上の人や重症化リスクがある人が対象で、本来1万5000円ほどの費用がかかりますが、国が8300円を補助するほか、市町村も助成します。
ただ、自治体の助成額によって接種を受ける人の自己負担額は異なります。
UXの調べでは、新潟市や長岡市など県内30市町村のうち26の市町村は3800円。一方で、1000円の粟島浦村をはじめ、4つの自治体ではこれを下回る自己負担額で接種を受け付けています。
自己負担額を2000円とした阿賀町は…
■白井希咲記者
「他の市町村が3800円という中で、自己負担額が(2000円と)低額だと思うが理由は?」
■阿賀町こども・健康推進課 伊藤美紀課長補佐
「阿賀町は高齢化率が非常に高いので、感染すれば重症化するリスクも高いですし、施設入所者も多い状況ですので、接種を希望した人が受けやすいよう経済的な環境を整えた。ワクチン接種を受ける場合は、効果と副反応のリスク、双方を理解したうえで本人の意思に基づいて受けてほしい。」
定期接種の対象者以外が接種する場合は、原則として全額自己負担となります。