新型コロナウイルスの感染者が増加傾向にあるとして県は、重症化リスクの高い高齢者への感染を防ぐよう注意を呼びかけています。

県によりますと、指定医療機関から報告があった新型コロナの感染者数は、14日からの1週間の平均が21.07人で前週の1.33倍に増加しました。お盆休みで人の動きが増え、特に高齢者への感染が増加しているとして、県は重症化リスクの高い人に会う際の手洗いや換気、マスクの着用など基本的な感染対策を改めて呼びかけました。

■県福祉保健部 中村洋心部長
「かつての状況から考えると、この後もっと悪くなってしまう可能性があるという時期に来ているのではないかということで」

一方新潟市は、秋のワクチン接種の日程を発表。
9月21日からファイザー社製による個別接種、30日からモデルナ社製による集団接種を始めます。初回接種を終えたすべての人が対象です。
県は重症化を防ぐため、特に高齢者の接種を推奨しています。