2023.09.18新潟ブランド米「新之助」ブランド守る基準が「1等米であること」猛暑の不安【新潟】
ブランド米「新之助」の条件は「1等米であること」
コシヒカリに並ぶ県のブランド米「新之助」の稲刈りが始まっています。一等米しか新之助と認められないという厳しい基準があり猛暑の影響が心配されています。
見附市の専業農家・岩渕高雄さんは約35ha田んぼで、コシヒカリや新之助を栽培しています。
17日に新之助の刈り入れを進めていました。
■岩渕高雄さん
「猛暑の影響で1週間以上早い刈り取り」
ここまでコシヒカリは猛暑の影響が深刻で1等米の割合が低迷しています。
新之助は、コシヒカリよりも収穫が遅く暑さに強い品種ですが、1等米しか認められないという厳しい基準があります。
脱穀したコメを見てみると…
■岩渕高雄さん
「根元の部分の基部が細いというか…」
新之助は大粒が特徴ですが粒の細さが気になります。それでもコシヒカリよりは、品質を維持できたのではと見ています。
■岩渕高雄さん
「コシヒカリと比べれば白いのは多少あるが、少ないし、あとは検査員次第」
新之助と認められるための品質検査を今後受けることになります。