新潟市中央区の地下商店街「西堀ローサ」の運営会社が売り上げの低迷などから解散を検討していることが分かりました。

西堀ローサは1976年にオープン。かつてはにぎわいを見せましたが、古町地区からの大手百貨店の撤退など中心市街地の衰退とともにテナントの閉鎖が相次ぎ厳しい経営となっています。
運営は市の第三セクターの「新潟地下開発」で、2006年には筆頭株主である新潟市が9億円を貸し付けていました。
新潟市によりますとその返済期限が2025年10月に迫る中、返済は実質的に難しいとして「新潟地下開発」は解散の方向で検討を進めているということです。
20日に臨時株主総会で詳細が説明され、新潟市は説明などを踏まえて地下街の扱いなど具体的な対応を検討するとしています。