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2024.05.01新潟市出身女性がイタリアで死亡 両親の願い 3年越しの再捜査へ【新潟】

新潟市出身女性がイタリアで死亡 両親の願い 3年越しの再捜査へ【新潟】
2021年イタリアで不審死を遂げた新潟市出身女性
2021年にイタリアで新潟市出身の女性が不審な死を遂げました。「事件性はない」とされていましたが、3年余りがたった4月、現地の裁判所が捜査当局に再捜査を命じました。真実の解明を願う両親の思いを取材しました。

■母・坂田道子さん
「3年4カ月、本当に長かったですけども、やっとイタリアの方で裁判所が正しい判断をしてくださった。という風に私は受け止めてます。少しは希望が持てるようになりました。」

坂田隆一さん・道子さん夫妻。最愛の娘・雅美さんが亡くなってから間もなく3年4カ月が経ちます。音楽短大に進学後、オペラ歌手を目指し20歳で単身イタリアに。その後20年以上にわたり、現地で生活をしていました。

■母・坂田道子さん
「これが野外劇場、ここで歌いたいっていう夢があったんですね。」

■父・坂田隆一さん
「自分の希望を持ってイタリアまで行って、いろんなものに立ち向かいながらきたことは事実でありますので、立派だと思います。」

しかし、2021年の元日。
■母・坂田道子さん
「毎年正月のメールですけれども、日本時間に合わせて12時に合わせて必ずメールが入ってたんです。それが、2021年は元旦のメールが入ってこなくて、どうしたんだろうと思ってメールを送ったけども、返事がありませんでした。」

その1週間後の深夜、道子さんの携帯に不審な電話が入りました。

■母・坂田道子さん
「おかしい、どうしたんだろうと思って、娘のところの番号に電話したら、知らない男性と女性が電話に出て、まさみじゃないんですよね。“まさみ is dead”って言われて。片言の日本語で、“マサミシンダ、リョウジカンニデンワスル”って。」

領事館に確認したところ「雅美さんは2日に亡くなった」と告げられました。自宅アパートで首を吊った状態で見つかったといいます。現地警察は「自殺の可能性が高く、事件性がない」と判断しました。
信じがたい気持ちのまま遺品整理を進めていたとき、雅美さんの近所に住む男性から通訳を介して「マサミは自殺ではない。殺されたと思う。」と連絡を受けました。

■母・坂田道子さん
「3月の時点で不起訴になったっていうことで、その時の(送られてきた)写真が、とてもじゃないですけど、もう足は地についてるし、お尻はベッドに半分ついてるし。それで、これは絶対に自殺ではないとその時にはっきり確信をして。」

雅美さんは男性とトレッキングに行く約束もしていたといいます。両親は警察に再捜査を依頼しましたが、再び「事件性なし」という結論。そこで現地の法医学者に検証を依頼し、抗告しました。仏壇の脇の千羽鶴は、道子さんが折ったものです。

■母・坂田道子さん
「寝る前に10個ずつ折り鶴を折りました。雅美の再捜査が始まって進展するようにって。ほんとに進展してなかったから何とか進展してほしい。」

願いが届いたのか、4月3日、現地裁判所は「不自然な点がある」として捜査当局に再捜査を命じました。さらに、3人の容疑者の名前を挙げたといいます。

■父・坂田隆一さん
「事件の疑いがあるとして捜査しますっていうような動きをされてることが、本当にありがたい限りでございます。」
■母・坂田道子さん
「1日も早くその再捜査の進行を進めてほしいんで、最終的には犯人の逮捕につなげて、それが1番の気持ちです。雅美は絶対に自殺ではありません。雅美は他殺、殺されたんです。」

裁判所は捜査当局に、9カ月以内に結論を出すことを指示したということです。
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