2023.09.14新潟水俣病・第5次訴訟結審控え 裁判官が「発生」の現場を視察【新潟】
原告団 視察後の会見
新潟水俣病・第5次訴訟の結審が10月に迫る中、裁判官らが新潟水俣病が発生した現地を視察し、原告団が結果を報告しました。
第5次訴訟では新潟水俣病の症状を訴える151人が、国と原因企業の昭和電工(現レゾナック)に損害賠償を求めています。
13日、裁判官3人は今後の審理の参考にするため、原告団とともに昭和電工鹿瀬工場など8か所を視察しました。
■新潟水俣病・第5次訴訟 弁護団 中村周而団長
「どうしても法廷で話すだけでは理屈がわかっても体感できないんじゃないかなと思う。そういった意味で非常に意義があった。」
裁判は10月19日に原告47人について結審し、来年春ごろ判決を迎えます。