2025.01.31新発田市の食品スーパー運営「長岡屋」が破産開始決定、売上減少や競合で経営悪化【新潟】
負債総額は現在調査中
食品スーパーを手がける新発田市の会社が、新潟地裁新発田支部から破産開始決定を受けたことがわかりました。
民間の信用調査会社「東京商工リサーチ」によりますと、新発田市の「長岡屋」は1979年5月に設立され、食品スーパーの経営を主体に不動産賃貸等も手がけていました。食品スーパーでは、越後の銘酒や地元の地酒・弁当や惣菜などを取り扱い、1990年代ごろは2億円近い売上高を計上していたとみられます。
しかし、人口の減少や大手との競合、通信販売の普及等で売上高は減少傾向となり、2023年4月期の売上高は2000万円弱に落ち込みました。採算的にも恵まれない状況で、新潟地裁新発田支部から破産開始決定を受けました。負債総額は、現在調査中ということです。