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2022.11.15横田めぐみさん 拉致から45年 双子の弟が40年ぶりにそろって新潟の海岸に…姉への思い【新潟】

横田めぐみさん  拉致から45年 双子の弟が40年ぶりにそろって新潟の海岸に…姉への思い【新潟】
左・横田哲也さん 右・横田拓也さん
横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから45年。めぐみさんが連れ去られた新潟市の海岸を双子の弟、拓也さんと哲也さんが訪れました。

哲也さん「2人一緒は…ほぼないね。」
拓也さん「ないですよね。ただ思い出の場所ですし、見える風景は一緒だけど悲しく見えるし、つらい思い出がよみがえってきてしまう。」

めぐみさんと4つ離れた双子の弟、横田拓也さんと哲也さん。2人そろってこの海を訪れるのは40年ぶりです。めぐみさんが拉致される前の年、新潟に引っ越しこの海岸で写真を撮っていました。

哲也さん「よく父と釣りに来て、色々な魚を釣って料理も調理も父がしてくれてという思い出の場所。海からゴムボートで連れていかれた可能性も排除できないので、ここはシンボリックであり心が痛い。」
拓也さん「拉致された当時の11月以降、家庭の中が冷え切って会話がなかったことも含めていうと、イメージ的には雪とか暗い空とか、黒い海という印象。」

1977年11月15日の午後6時半ごろ、めぐみさんは寄居中学校からの下校途中に北朝鮮に拉致されました。当時の自宅からほど近い護国神社。母の早紀江さんに手を引かれ、深夜に付近を探し歩きました。

哲也さん「風も強く、今の昼の状況からは想像もつかないような感じだが怖かった、当時は。子どもながら親を見上げると、やはり鬼の形相というか必死の表情でしたよ。」

2人は小学2年生から中学3年生の夏まで約7年、新潟で過ごしました。

拓也さん「ずいぶんやはり景色が違ってますよね、道路だけは一緒。」
哲也さん「街灯がないのは昔も今も同じ。夜暗いんでしょうね。」

めぐみさんの匂いを追った警察犬は、このT字路で動きを止めました。

拓也さん「ほんとこんな市街地でな。」
哲也さん「ほんとはっきりした場所はわかんないけど、いずれにしてもその瞬間はほんとに怖かっただろうと思うな。」

2021年12月、拓也さんは拉致被害者家族会の3代目の代表に就任。初代を務めた父・滋さんからそのバトンは、子の世代にまでつながれてしまいました。

拓也さん「精神的にね、きついものがあって。解決できるゴール・出口があとここまでというのが距離的にも時間的にも明示してくれればそこまで必死に頑張れると思う。ただそれが45㎞先なのか100m先の話なのか。今やっている救出活動の全てでなくても、私たちに教えてくれるべきものは知らせてくれれば、もう少し自分たちの構え方も変わるのかなといつも感じる」

長く苦しい45年。政府に対して「当事者意識を持ってほしい」と訴えます。

拓也さん「横田さんが言っているからとか、家族会の代表が言っているから拉致問題を考えないといけないというような受け身の発想でいてほしくないんですよ。拉致問題を解決すれば両国が幸せになれるんだと、明るい未来が描けるんだということを繰り返し自らの言葉で熱く語ってほしいと思っている。」

もう一度、家族でこの景色を。

哲也さん「過去は取り戻せないから(姉には)1日も早く日本に帰ってきてもらって、新潟での良き思い出をもう一回思い出してもらって、母と再会してもらって、楽しい時間を過ごしてほしいと思います。」
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