2023.09.13死んだニワトリさらに1万2千羽以上 猛暑・渇水の影響 農畜産物への被害さらに拡大【新潟】
新潟県庁
県はこの夏の猛暑と渇水による農畜産物への被害の最新の調査結果を発表しました。田んぼの被害面積が拡大し、また、新たに1万2千羽以上のニワトリが死んだことがわかりました。
県は前回9月5日から1週間後の、9月12日現在の調査結果を発表。
イネが枯れるなどの被害があった田んぼは33ha広がり、740haになりました。その他の農作物でも被害が広がり、全体では1週間前から70ha広がり1251haになりました。
また、採卵用のニワトリへの影響が急拡大し、新たに1万2000羽余りが死んだことがわかりました。合計で1万5734羽がこの夏の猛暑の影響で死にました。牛や豚も含めた家畜合計で、1万9000頭・羽余りになります。
県は、低金利での資金の貸し付けを設置し、被害を受けた農家を支援します。貸付は限度額 600万円で 償還期限が7年以内、金利は0.35%以内となっています。
また、県庁の農林水産部経営普及課・水産課と、地域振興局に相談窓口を設置します。